A-19/6(木) 10:10-11:10

金融円滑化法の出口戦略をみすえた金融機関の与信管理の勘所

概要

リーマンショック後、天下の悪法と噂された「金融円滑化法」と信用保証協会の保証による融資は100%信用保証協会負担とした「二つのテコ入れ」によって倒産は激減した。このことは企業側には「甘え」の体質を助長させ、金融機関側には「審査力の劣化」を招いた。従って2013年以降の倒産は今まで半減した分の倍返しで激増する。これに対応するには、以下の5項目を認識した時に、初めて正しい倒産予知が実現出来る。
1、倒産事象は異常値の表面化である
2、統計モデルでは異常値対応が困難(統計モデルはいつも事件の後追いだから)
3、統計モデルでは一社たりとも倒産予知は出来ない
4、倒産は財務体質差によるものであり業種の差異ではない(専門家の長い間の誤り)
5、連結・兼業・転業の時代では、業種を苦にしないモデル構築が必要

講演者情報

(株)日比谷コンピュータシステム
伊藤 祥司
 

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